NBDCヒトデータグループ共有データベースにおいて提供しているSHDの利用手続きは以下の通りです。

    1. NBDCヒトデータグループ共有ガイドラインおよび別表を熟読し、権利や責務、利用者要件について確認して下さい。
    2. 利用可能な研究データ一覧から各研究内容を確認のうえ、利用したいデータセットID(shd+4桁の数字)を控えて下さい。
    3. データ利用申請のために必要な以下の情報を準備して下さい。
      • 研究代表者およびデータ利用を希望する研究分担者全員の氏名、所属機関情報 ※データ利用についてデータ提供者の許可を受けた受託者、ならびに同一機関に所属する研究分担者を一回の申請で登録することが可能です。
      • 機関の長の氏名、職名、メールアドレス ※所属機関の長とは、倫理審査委員会によって承認された研究計画の実施を許可する者を指します。
      • 取得したデータを使用する研究の研究計画書(倫理審査申請書)(PDF形式 5MB以内
      • 倫理審査の承認通知書(PDF形式 5MB以内
    4. NBDCヒトデータグループ共有データ取扱いセキュリティガイドライン(データ利用者向け)の内容を確認し、使用したいデータのセキュリティレベル(Type IまたはType II)に応じた対策を行ないます。ダウンロードした書式5)NBDCヒトデータグループ共有データ取扱いセキュリティガイドライン チェックリストに、セキュリティ状況を記載して下さい(XLS/XLSX形式 5MB以内)。
    5. 研究分担者が多数いる場合は、書式7)研究分担者一覧をダウンロードし、必要事項を記載して下さい。
    6. 利用を希望するデータの提供者、および、食によるヘルスケア産業創出コンソーシアムの知財員会(食ヘルスケア知財委員会)からデータ利用の許可を受けた場合、許可を受けたことが分かる書面書式2)NBDCグループ共有データ利用申請書を研究計画書(倫理審査申請書)、承認通知書、NBDCヒトデータグループ共有データ取扱いセキュリティガイドラインチェックリスト、研究分担者一覧(該当者のみ)と共にNBDCヒトデータ審査委員会事務局()へ申請して下さい。なお、一つの申請で複数のデータセットIDについて申請することが可能です。実際の申請作業は、代表者もしくは代表者が指名する者が行なって下さい。
    7. 申請の審査結果は研究代表者および申請代行者宛のメールにて通知されます(通常、必要な書面が整ってから2週間程度で通知されますが、繁忙期や祝日等の状況により遅くなることがあります)。
    8. データ利用申請が承認された場合は、データアクセスのためのアカウント情報やアクセス先を通知致しますので、通知に従ってデータを入手して下さい。
    9. データ利用期間中、毎年8月にデータの利用状況を書式3)NBDCグループ共有データ使用(および破棄)報告書を用いて報告して下さい。また、書式5)NBDCヒトデータグループ共有データ取扱いセキュリティガイドラインチェックリストを再度提出して下さい*1
    10. データ利用期間の延長を希望する場合は、データ利用期間満了の一か月前までに、データ提供者および食ヘルスケア知財委員会から許可を受けたことが分かる書類と共に、機関の長より許可されている研究期間ががわかる書類(承認通知書等)とデータ利用継続希望期間をNBDCヒトデータ審査委員会事務局に通知してください。
    11. データ利用を終了する際は、書式3)NBDCグループ共有データ使用(および破棄)報告書を用いて、NBDCヒトデータ審査委員会事務局へデータ使用および破棄の報告をして下さい。データを利用することによって生じた集計・統計解析結果等の二次データの保管を希望する場合は、書式4)二次データ保管申請書(グループ共有データ用)を用いて、NBDCヒトデータ審査委員会事務局へ保管申請を行なって下さい。

 

*1:利用開始日から6ヶ月以内に8月末日を迎える場合は、当該8月の提出は不要とします。

  ※ データ提供者や試料・情報提供者からの申し出等により、データ利用に関する承認が取消される場合がありますので、予めご了承願います。

  ※ 既に利用しているデータを、明白に異なる別の研究に利用する場合は、再度データ利用申請が必要です。

  ※ shd番号(shd+4桁の数字)を論文等に引用することはできません。SHDを介して取得したデータを含む解析結果を投稿論文等で発表する際には、取得したデータが公的データベースへ移行され、引用可能なアクセッション番号を取得している必要がありますので、当該データの提供者にご確認ください。